Block House

exhibition

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花坊 個展「little hong kong; a little rooftop」

2020年08月22日 > 2020年09月20日
exhibition
■展覧会名 little hong kong; a little rooftop 
■参加作家名 花坊(kabo)
■企画サポート 松下徹(SIDE CORE)
■会期 2020年8月22日〜9月20日
■休館・休廊日 月、火、水
■開館時間 13:00~19:00

■住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 4F
■協力 MOG(株)

■展示テーマ

花坊は1998年から香港と東京を拠点として活動する写真家です。
彼女のエージェントは香港の会社であることから、
年の半分以上の時間を香港で過ごしています。
今回の展覧会では渋谷にあるアートスペースBLOCK HOUSEの4Fを、彼女にとっての内なる「小さな香港」として見立てた写真とインスタレーション作品を発表します。
花坊は、香港の鬼才クリエーター、エリック・コットが主催するXX WORKSHOPのメンバーとして、エリックが仕掛ける奇妙な映画や音楽、ファッションの企画にフォトグラファーとして活動する傍ら、香港での日々のスナップショットを撮り続けています。花坊の写真には何気無く視線を向けた香港の風景の中で、「西洋と東洋」「富と貧困」「都市と自然」「生と死」など、対極なもの同士が至近距離で対比される同居する様子を映し出しています。さらに今回の展示では、「香港の密集した高層ビルの小さな住居」としてインスタレーションし、その空間の中で花坊が20年以上の歳月の中で撮り続けた香港の写真が展示されます。また花坊は香港の現在と未来についてを憂いを感じながらもウイルスによってしばらく渡航できないことに大きな不安を感じています。香港で起こっている出来事は私達にとっても近くにある現実です。それは政治的な問題を含め、コロナウイルス、経済、文化、そして人々の暮らしまで、香港と日本は直接的な関わりがあるのです。今回の展示では、帰りたいけれど帰れない彼女の中にある「内なる香港」を通し、私達の暮らす日本、そして東京という場所について改めて考察する内容となっております。是非ともご高覧ください。
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