Block House

Patina ＝レイヤー。レイヤーとはコト・モノの本質を囲むカバー。
それらのレイヤー全ての重なりを意味する

私は「レイヤー」になることを選んだ。
私はステキなレイヤーになろうとした。
時々私はステキなレイヤーになれるし、時々そうでないときのレイヤーもある。

時々私は悩んだりもする、何故なら私は素晴らしいレイヤーとそうでない時のレイヤーを両方持ち合わせているから。
もしかしたら人間の抱える傷も一つのレイヤーに過ぎないのかもしれない。

いつも私は困ってしまう、何故なら私は両方のレイヤーであるから。
いつも私は困ってしまう、何故なら私は全てのレイヤーであるから。

私は全てのレイヤーである。私にレイヤーなど全く存在しない。
Patinaは全てであり、Patinaは何でも無いもの。

展示会インスタレーションPatinaでは、それらのレイヤーに対する想いを井上マリの写真展示の他に加え、アーティスト・マリアムによる編集のもと、音と写真を使った映像インスタレーションの2つの手法を使って披露。
今回日本では大阪、東京の展示を下記の日程で予定。同時に会場ではパリコレクションバックステージの写真集オーダー会・ポストカードなどの販売もあり。

4月30日（水）20:00～21:00 大阪 24th of August
5月10（土）・11日（日）20:00～21:00 東京 BLOCK HOUSE


アーティストプロフィール

井上マリ
ベルリン在住。写真家。趣味は旅。
ファッションに関する独自のセンスと直感を生かし、スナップフォトグラファーとして独自の撮影技法を見出し、あらゆるポートレート撮影を最も得意とする。
同時に自身の掲げたテーマに沿って、作品作りを行っては展示を行う。
初のセルフプロデュースによるMOW マガジンではパリコレ・バックステージの写真集を第一号としてこの春に発売予定。

主な経歴・展示
2012 -2013 vogue.com Milano Fashion week collection snap s/s
Milano Fashion week collection snap f/w
2013 -2014 Paris Fashion week collection snap f/w
2014-2015 Paris Fashion week collection snap f/w

2013.2 BLOCKHOUSE exhibition “KATATI“ (TOKYO)
2013.6 exhibition “BLEIBEN“ (TOKYO)
2013.9 TRINO exhibition MINORI (OSAKA)
2014.4 24th of August installation PATINA (OSAKA)
2014.5 BLOCKHOUSE installation PATINA (TOKYO)


マリアム
グルジア出身。ベルリン在住。大学院で心理学を勉強する傍ら、女優、モデル、映像編集など様々なアーティスト活動を行う。日本の雑誌にも井上マリが撮影を手がけた記事、雑誌（vogue.com/ CLUTCH magazine/FIGUE magazineなど）では度々モデルとして登場している。